『カツベン!』大ヒット上映中!~ナマの活弁を楽しみたい人は「活弁ライブ in OSシネマズ 神戸ハーバーランド」へ

©2019「カツベン!」製作委員会

 人気上昇中の若手俳優・成田凌が初主演した周防正行監督の最新作『カツベン!』が、OSシネマズ 神戸ハーバーランドほかで大ヒット上映中だ。かつて映画が活動写真と呼ばれ、今のような音声付き(トーキー)になる前は、日本ではサイレント映画を上映して、弁士の語りと生演奏で楽しむスタイルが大いに喜ばれ、流行した。公開中の映画タイトルとなっている『カツベン!』(活弁)は、そんな活動映画×弁士付き上映のこと。今回の『カツベン!』公開を機に、ナマの活弁を楽しんでみませんか?

 

大森くみこ
天宮 遥

 OSシネマズ 神戸ハーバーランド(JR神戸)では、毎月1回「活弁ライブ」を開き、話題を呼んでいる。これまでに20回開催したが、2020年の1~3月は各日13時開演で、次のラインアップを上映する。活動写真弁士は大森くみこ、ピアノは天宮遥。

 

 

 

 〇1月18日(土)『雄呂血』

(1925<大正14>年/日本/監督:二川文太郎/75分) 協力:マツダ映画社

 “日本映画史上最高のチャンバラ映画”とも評される、阪東妻三郎プロダクション設立第1作。23歳の若さと情熱あふれる阪妻のカッコよさ! 日本の剣戟映画を一変させたといわれる、すさまじい乱闘シーンは必見。若き熱血侍・久利富平三郎(阪妻)は、自分が正しいと信じた行動をことごとく周囲に誤解され、次第に心を荒ませていく……。果たして、その行く末は……? 公演時間は約90分(予定)。*発売中。

 

 

 〇2月22日(土)『荒武者キートン』(変速再生版)

(1923年/アメリカ/監督:バスター・キートン、ジャック・ブライストン/55分)協力:喜劇映画研究会

 チャップリン、ハロルド・ロイドと並ぶ世界三大喜劇王の一人、バスター・キートンの主演・監督作で子どもも楽しめる作品。舞台は1830年代のアメリカ南部、血なまぐさい抗争を続けるキャンフィールド家とマッケイ家の若き息子と娘が恋に落ち……(どこかで聞いた話?)。足でこぐ木製自転車、世界初の旅客蒸気機関車“ロケット号”、滝でのアクションシーンなど見どころ満載。公演時間は約70分(予定)。*1月18日発売開始。

 

 

 

 

〇3月14日(土)『戦艦ポチョムキン』

(1925年/ソ連/監督:セルゲイ・エイゼンシュテイン/55分)協力:マツダ映画社

 サイレント映画を代表する大傑作なので、タイトルだけは知っている人も多いのでは? モンタージュ理論で知られるエイゼンシュテインが、第1次ロシア革命1905年の歴史的事件「ポチョムキン号の反乱」をテーマに製作。映画史上最も有名な6分間といわれる「オデッサ階段」シーンは圧巻。暴走する乳母車から目が離せない。OSシネマズの大スクリーンで見てほしい名作。公演時間は約70分(予定)。*2月22日発売開始。

 

 

 

【チケット料金】一般1,900円、大学生※1,500円、中高生※1,000円、小人(3歳以上)1,000円、障害者※1,000円(付き添い2人まで同料金)。※は学生証、障害者手帳の提示が必要。各種割引(シニア割引、夫婦50割引など)は適用できるが、株主優待券・招待券・ポイント入場券などでの無料鑑賞はできない。

 チケットはインターネット、劇場窓口にて販売。
 インターネットでの購入は購入はOSシネマズ公式ホームページ「Jolliosnet」から。

 




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